予約診療制

〒709-2121
岡山市北区御津宇垣1641

TEL:086-724-4618
診療時間 9:00~12:30 / 15:00~19:30

歯周病治療

院内の設備
Mobile Site
HOME»  歯周病治療

歯周病とは

歯を支える骨、それを守る歯肉、歯根表面のセメント質、歯を骨と結合している歯根膜の4つを「歯周組織」と言い、歯と歯ぐきの境目にある歯垢(プラーク)中の歯周病菌がこの4つの歯周組織を攻撃するのが歯周病です。

歯周病の悪化と改善について

歯周病の悪化につながる原因はいくつかあります。お話ししたように歯周病は「歯周組織(生体)」と「歯周病菌(敵)」の戦いです。生体が同じ状況でも歯周病菌が強力になれば歯周病は進行します。もちろん、体調を崩し、生体の抵抗力が落ちると敵の数が変わらなくてもどんどん攻め込まれて歯周病は進行します。これが「歯周病の悪化」ということです。

では、歯周病の改善とは何でしょうか。敵である歯周病菌が同じ状態で、生体の防御を強力にするか、敵の数を減らして攻撃力を弱めれば生体である歯周組織の健康が維持でき、歯周病は改善(安定)しているといえます。

歯周病治療

歯周病自体が症状が進んでも虫歯のように痛みが出づらく、気が付いた時にはずいぶん敵に攻め込まれて歯周病が進んでいることがあります。しっかり治療すれば口臭が減った、口の中がさっぱりした、なんとなく重い感じがしていたのがすっきりした。ブラッシング時の出血が無くなったという感覚はあると思います。

歯周病と喫煙の関係

歯周病の悪化や改善は生体である歯周組織と敵といえる歯周病菌の戦いであることはお話ししました。「喫煙、たばこ」が生体(全身)に害を与えることは、たばこの箱にも書いていますので愛煙家の方は暗唱できるくらいご存知だと思います。

「喫煙・たばこ」は実は歯周病の最大のリスクファクター(危険因子)と言われています。たばこを吸うとニコチンや一酸化炭素、タールなどの発がん物質や有害物質が血中にドッと流れ込み、歯周組織のような末梢では貧血状態になって傷ついた歯肉の改善に必要な血液量が減少、防御機能はストップし、歯周病菌に攻め込まれ放題の状態になります。また、歯肉の線維化といって敵が攻め込んできても歯肉が硬くなって腫れにくくなり、アレッと気づいた時にはすでに落城(抜歯)寸前ということになることもしばしばです。たばこを吸いながら歯石の掃除やブラッシング指導を受けるということは毎日の歯みがきで敵の数を減らしながらどんどん味方を寝返らせる手助けをしているようなものです。

歯周病が様々な全身疾患の原因になることもお話ししますが、喫煙が歯周病を悪化させる最大の原因であるならば「禁煙こそが歯周病、ひいては全身の健康を維持する最大の治療」といえることが分かると思います。

歯周病と全身疾患の関係

最近はテレビや雑誌などでも歯周病菌や菌が産生する毒素が血液の中に入り込んで血管壁や他の臓器を攻撃し、「糖尿病」や「動脈硬化」などの原因の一つになっていることはよく目にすると思います。健康に関心がある方は何度も目にしたことがあると思います。

糖尿病や動脈硬化以外にも歯周病菌が原因の一つと言われている病気として脳梗塞、心筋梗塞、関節リウマチ、栓塞性血栓性血管炎(バージャー病)、誤嚥性肺炎、非アルコール性脂肪肝炎などがあり、妊婦であれば早産や低体重児出産にも因果関係があるとされています。(これらは様々な学会で報告された研究結果に基づく記載です)逆に言えば歯周病を管理することでこれらの病気のリスクを減らせるということになります。

歯周病の治療について

不適合冠の除去やブラッシング指導、プラーク・歯石の除去

歯周病菌は一度感染してしまうと0にすることはできません。歯周病菌の数を少なくコントロールすることが歯周病を治療することであり、そのためには「生体の防御機能を高め、敵である歯周病菌の攻撃力を弱めること」が必要です。

生体の防御機能を高める治療、歯周病菌の攻撃力を弱める治療は来院されたときの歯周病の進み具合や生体の防御能力である全身疾患の有無、不適合冠の有無によって計画が変わってきます。

歯石や不適合の被せは歯周病菌が身をひそめて生体を攻撃するのに好都合で、守る生体側からすれば、治療を進めるうえであらかじめ改善しておきたい点といえます。その場合、食事をとるのに支障がなくても歯周病菌の攻撃力を弱めるため被せを外したり、歯石を取ったりします。

歯周外科手術と歯周内科治療

普通の器具では取りのぞけない歯周ポケット奥深くの歯石や細菌の塊である「バイオフィルム」は局所麻酔下で歯肉を切開、はく離して掃除をするという外科的な治療で歯周病菌を駆除する方法を取ります。また、最近では歯周病菌に効果がある抗生物質も出てきています。初診時に、歯ぐきが腫れて膿が出ているなどの不快症状があるときは、お薬の力で菌を弱らせてから歯石の除去や不適合冠の除去などの治療を行っていきます。

このとき服用する薬も患者さんの全身疾患によっては飲み合わせが悪い場合があるので、かかりつけの医科の先生と照会状のやりとりで相談しながら治療や投薬を進めていきます。

PAGE TOP