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インプラント

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抜歯して歯がなくなると「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」のいずれかの方法で治療することになります。それぞれ一長一短があるのでくわしい説明を要望される方はスタッフまでおたずね下さい。

インプラントとは?

親知らずや歯列矯正で便宜上抜歯した場合を除き、永久歯を抜歯したらそのあとに何らかの方法で欠損した部分に歯を作らなければいけません。この場合、患者さんには(1)入れ歯、(2)ブリッジ、(3)インプラントのいずれかを選択していただかないといけません。

今から何十年かすると再生療法で新しい歯ができるようになるかもしれませんが、現段階ではインプラント治療が、他の方法と比べ一番良好な結果が得られる欠損部の治療方法とされています。ではインプラント治療は何が良くて、欠点は何でしょうか?

インプラント治療の利点と欠点
 

インプラント治療の欠点

  • 健康保険が使えないので1本につき30~40万円程度の費用がかかる。
  • インプラント体を骨内に埋めるために抜歯程度の外科処置が必要である。
  • 最終的な歯が入るまで早くても3~4か月必要で、その治療期間中は欠損のまま、部分入れ歯を入れるなどの必要がある。
  • 持病の全身疾患や欠損部位の骨の状態により希望されてもできない場合がある
 

インプラント治療の利点

  • 何よりもブリッジや入れ歯よりもよく咬めて、かつ長く使えることが挙げられます。入れ歯が5年で半数がやり替え、ブリッジが8年で半数がやり替えるという研究結果が出ていますが、インプラントは10年経過してやり替えは1割程度です。残念な結果になった方も治療後は適切な管理をせず放置している場合がほとんどです。
  • ​​インプラントの構造自体が歯と似た形をしているのでブリッジや入れ歯よりも違和感が少なく、歯磨きや歯間ブラシなどでの掃除も楽で自分の歯のように食事をしたり、お話しすることができます。
  • ブリッジや入れ歯のように周りの歯を削ったり、支えに使って負担をかけないので周囲の歯も長く使うことができます。
  • 入れ歯にインプラントを併用することで多数歯欠損の入れ歯を安定させることができる。この治療をIOD:インプラント・オーバー・デンチャーと言います。

インプラント治療の流れ

1.診査・診断・治療計画

はじめに口の中の状況を細かく診査していきます。全身の健康状況や患者さんの希望を伺い、インプラント以外の治療方法も説明します。自院でCT撮影ができるので、患者さんにわざわざ他の病院でCT撮影を行う煩わしさはありません。より具体的で細かい説明ができます。

2.インプラントを行う前の治療

現在、歯周病にかかっていたり、抜歯が必要な歯があればあらかじめ治療します。とくに歯周病の状態は、インプラント治療の成否の鍵を握るので、しっかり歯に付着した汚れ(歯垢や歯石)を除去し、定期検診などの大切さを学習してもらいます。また、インプラント治療のメリット、デメリットも説明し、最終的に同意を得たうえで治療を進めていきます。

3.インプラント埋め込み手術・術後管理

術前のシミュレーションできちんと骨の中に収まり、太い神経や血管は避けている状態です。治療中もCT画像を見ながら予定の方向、深さに準備したサイズのインプラントを埋めていきます。基本的に事前の計画をしっかり立てて、可能な限り安全性を追求した治療を心がけています。

4.上部構造(入れ歯の部分)の製作と装着

埋め込みから3~4ヶ月程度待って、インプラント体が骨にしっかり付いたら土台や被せ物を作っていきます。

5.メインテナンス(定期健診)=成功のキーポイント

3ヶ月程度の定期検診を続けることが埋め込んだインプラントを長く持たせる最大のポイントになります。インプラント治療は10年経過で90%以上がインプラント体を失わないような治療ですが、被せ物が欠けたり、土台とインプラントをつなぐネジが緩んだりと小さな故障は起こりえます。早めにチェックを行いましょう。

インプラントを行う設備も充実しています

  • 歯科用コーンビーム

    歯科用コーンビームCT:YOSHIDA社 FINECUBE

  • オステルメンター、ペリオテストM

    骨とインプラントがどれくらい付着しているか調べる器材:オステルメンター、ペリオテストM

自院に歯科用CTが設置されていますので、手術後すぐにCT撮影を行い、予定通りインプラントが埋め込まれているのかどうかを確認して帰宅していただきます。また、定期健診時に骨とインプラントがどれくらい強固に付着しているか、ネジが緩んでいないかを短時間で数値化できる器材も揃えています。定期健診ごとに他院で治療したインプラントもチェックして数値をお伝えしています。

インプラントの料金表 奥歯で1歯あたり約33万円(税込み)

インプラント治療の内訳
※当院で行っている一般的なインプラント治療の費用です。(奥歯で手術用ガイドを使用した「ガイドサージェリー」を行いセラミック(ジルコニア)冠を装着した場合)

※骨の欠損量が多い場合や前歯でセラミック冠を入れる場合などは費用が変わります。事前にお見積書で確認していただいています。

項目名 項目の説明
CT撮影
まずインプラント治療のご希望があれば治療が可能かどうかを調べるためにCT撮影を行います。希望される部位に十分な骨がないと希望されても行えないからです。
この診断でインプラント埋め込みが困難と判断された場合は岡山大学など専門医療機関へ紹介となるか、当院でインプラント治療以外の義歯やブリッジでの治療を行うかを判断してもらうことになります。
インプラント治療を行う場合は手術に使用する「手術用ガイド」を作成します。
インプラント埋め込み手術 CT画像診断、手術用ガイドに従い、予定部位にインプラントを埋め込みます。治療後にはその場でCT撮影を行い予定通り治療ができているのを確認して終了になります。
歯肉整形手術 埋め込みから3~6ヶ月経過するとインプラントと骨が結合してきます。
しっかり骨と付いていたら被せ物の土台を装着するため該当部位の歯肉に穴をあけ、一時的な土台をつけて周りの歯肉の治癒を待ちます。
土台の装着 歯肉がきれいに治ったらインプラント体に土台をつけていきます。この処置には型を採ったり、噛む位置を調べたりする作業が含まれます。
最終修復物装着 必要に応じて仮歯で噛み合わせが安定するのを待つこともあります。かみ合わせが安定したら最終的な被せ物を装着します。

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